真継家文書

 名古屋大学文学部所蔵の真継家文書は、地下官人(じげかんじん)真継家に伝来した中世から近世に至る文書群です。地下官人とは、朝廷の機構や行事の運営実務を担当した下級の官人の称であり、近世では外記方・官方・蔵人方に分かれ、真継家は蔵人方出納の平田氏の統轄下にありました。真継家は、朝廷内の各種儀礼に携さわる一方、朝廷の権威を背景に全国の鋳物師を支配することを家職としていました。そのため、同文書には、鋳物師職人、朝廷下級機構、また伊勢例幣・奉幣使等に関わる数多くの史料を残しています。                                 

 真継家文書のうち、中世分については当研究室編『中世鋳物師史料』(法政大学出版局、1982年)によって紹介されています。また近世・近代分については『名古屋大学古川総合研究資料館報告』1997年特別号に目録が掲載されています。

                  

真継家文書データベース (近世)    凡例・検索方法(近世)

真継家文書データベース (中世)    凡例・検索方法(中世)