2018.04.07
『JunCture 超域的日本文化研究』第10号 原稿募集のお知らせ
2018.04.07
『JunCture 超域的日本文化研究』第9号が発刊されました
2018.3.11
国際ワークショップ「移動するメディアとプロパガンダ――抗日戦争期から戦後にかけての芸術文化」
2018.2.9
第16回セミナー「デジタル時代における国際映画祭と地方コミュニティ」
2018.1.20-21
2017.11.30
第15回セミナー「ジェンダー史研究の可能性ー「銃後と前線」という語り」
2017.10.28-29
2017.9.22
2017.7.10
2017.6.17
2016.12.14
第13回セミナー「日本映画ガラパゴス化の現在----シン・ゴジラに見る文化政治の変容」
2016.8.29
2016.6.25
2016.05.27
中国、韓国、台湾など、現在、国際社会の中で最も注目される地域である東アジアと日本とは、長い交流の歴史を持ちながらも、その関係のありようにおいて多くの困難な課題を抱えてもきました。近年、この地域ではかつてなく人も情報もめまぐるしく移動し流動するようになってきましたが、学問の世界でもそれは例外ではありません。現代におけるはげしい変化に対応し、歴史的な多様な課題に取り組んでいくためには、東アジアを包括的に捉え、国家の枠組みをこえた横断的でダイナミックな視点がどうしても必要となってきます。
「アジアの中の日本文化」研究センター(JACRC)は、こうした超域的な視点を重視し、ますます重要となってきている日本と東アジアの関係を対象に、この地域が近代以降に経験してきた激動の歴史、そしてそこで育まれてきた豊かな文化的・社会的交流を、日本を中心に研究することを目的として、2013年度に文学研究科の附属センターとして設置されました。日本からアジアへ、アジアから日本へ──。「アジアの中の日本文化」の研究を最先端の知を終結して行う新しいセンターでは、多様な分野における日本文化研究に基点を置きながらも、アジアとの関係の中で日本文化を位置づけ直し、これまでの一国主義的な日本研究の枠組みを打破し、一方通行ではない双方向的な関係の中に日本とアジアの文化を捉えて、学問的な対話の場を切り開いていきます。